2~3年前(たぶん)にテレビで、小学生の男の子にカニカマが蟹じゃないという真実を伝えたらどのような反応をするか? という内容の番組がありました。
お母さんからおやつ代わりに渡されたカニカマをおいしそうに男の子が食べていました。
蟹おいしい! と言いながら。
そんな男の子にお母さんがとても(とても)良い笑顔で、
「カニカマってね、蟹じゃないんだよ」
と伝えたのです。
その残酷とも言える真実と告げられた途端、笑顔でおいしそうにカニカマを食べていた男の子からはまるで風船が萎むかのように急速に、顔から表情が抜けていきました。
キラキラと輝いていた瞳も、影が差したかのように虚ろになり、信じられない、信じたくない、そんな悲痛な叫びが聞こえてくるようでした。
その番組を見ていた私は、その男の子と同じ表情をしていたと思います。
でも、例えカニカマの正体が何であろうと、私のカニカマに対する想いは変わりません。
それだけは断言できます。
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