いきなりですが私は人に関することを覚えることが苦手です。
名前はもちろん、名前と顔を一致させるのにだいぶ時間が掛かります。
何をしたか等も全然なので歴史の授業とか絶望でした。
そして人に関することには残念ながら家族も含まれていたりします。
特に記念日系。
家族の誕生日でわかるのは長男だけです。
ちなみに5人家族で更に小学生になるまでは母方の祖父母、小学生から高校生くらいまでは父方の祖父母と従姉と一緒に暮らしていました。
でも覚えているのは長男だけです。
ではなぜ長男の誕生日は覚えているのかというと、それはそれは衝撃的な事件があったからです。
私が小学4年生くらいのとき、唐突に長男から「今日何の日だ?」と聞かれました。
何の日なのか見当も付かなかったので「わからない」と正直に答えるとヒントをくれました。
ヒントは誕生日。
そのヒントで私は閃きました。
これはもう答えだと。
長男が終始にこにこしていたのにも頷けました。
小学生だった私は今では考えられない程元気な声で答えました。
「お母さんの誕生日だ!」
素です。
悪気はなかったんです。
この答えを聞いた長男は笑っていました。笑うしかなかったんでしょうけど。
あ、何の日だの答えは長男の誕生日です。小学生の私みたいにわからない人もいるかもしれないので一応。
でもまぁこんなことがあったお陰で今でも長男の誕生日は覚えています。怪我の功名ですね。たぶん。
なぜいきなりこんな話をしたかといいますと、丁度今日、長男の誕生日が過ぎていたことに気が付いたからです。
ハッピバースデートゥー長男。
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