今日朝ご飯を食べ終わった後、まるで食後のデザートのようなタイミングでゆで卵を母が作りました。
私は出された物は可能な限り全部食べるようにしているのですが、食が細い方でもあります。
そのとき既にお腹いっぱいだったため、食べられるかな。と思ったのですが、表情に出ていたのか母が察して「まるまる1個は多いか。半分にするね」と言ってくれました。
そして母は裁縫箱から20cmくらいに切ったミシン糸を取ってきました。
何をするんだろうと思いながら見ていたら母がミシン糸を水で洗い、糸端をくわえて左右の手に反対側の糸端とゆで卵を持って糸を巻き付けるようにしてゆで卵を切っていました。
素晴らしい。
何が素晴らしいかっていうととにかく素晴らしかったです。
この気持ちをあえて言葉で表現するとしたら、
美しい。
これほどの衝撃を受けたのは2~3年前にテレビでカニカマが蟹じゃないと流れていたのを見たとき以来です。
私は卵焼きやオムレツは好きなのですが、ゆで卵はあまり好きな方ではありません。嫌いではないのですが進んで食べようとは思わないくらいです。
ですがこの切り方を見てゆで卵を食べるのはやぶさかではないと思いました。
単刀直入に言います。
やってみたい。
ちなみに二つに切られたゆで卵は二つとも私のお皿の上に乗せられました。
母「まるまる1個は多いか。半分にするね」
確かに半分にはなりましたけど……
お塩を振って両方とも食べました。
その後デザートが出てきました。
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